[本場の花笠おどり]
大正8年、尾花沢市の灌漑用水確保のため徳良湖築堤工事が行われ、その際に唄われた土搗き唄が「花笠音頭」の発祥とされています。
また、その土搗き唄に合わせて、笠を廻して即興で踊ったものが「花笠おどり」の原型とされ、現在では尾花沢市のみならず、山形県を代表する文化のひとつとなっています。
「花笠おどり」について |
本場の花笠おどりを、あなたの町で!「ひろめ隊」が各種まつりやイベントに出張します。おどりの指導もいたしますので、ぜひご相談ください! |
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動画を見るためにはWindowsMediaPlayer、MacroMediaFlashPlayerが必要です。ない場合は下のサイトからダウンロード/インストールして下さい。 |
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[各流派の特徴]
花笠おどりは現在まで、上町・寺内・安久戸・原田・名木沢の五流派が伝えられています。どの流派も笠の振りかたに特徴があり、それぞれに見応えがあります。
各流派名をクリックすると動画が見られます。 |
■花笠ダンベル(体操) |
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誰でも・どこでも・何時でもできる「花笠ダンベル体操」運動不足の方にぜひオススメ。
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8月26日 前夜祭 |
花笠踊り体験「チャレンジ花笠!!」 |
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囃子屋台の町内巡回 |
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8月27日 |
まつり行列パレード |
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花笠踊り体験「チャレンジ花笠!!」 |
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花笠踊りと太鼓の共演 |
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踊り屋台の共演 |
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神輿の共演 |
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8月28日 |
花笠踊り大パレード |
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花笠踊りと太鼓の共演 |
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A席 |
500円(全202席) |
B席 |
300円(全30席) |
販売期間 |
8月26日(日)まで |
販売窓口 |
◆お問い合わせ:
尾花沢市四大まつり実行委員会
TEL:0237-23-4567 |
※花笠踊り大パレードは午後3時15分からスタート。
本来土搗き唄である正調花笠音頭は、昭和の中ごろまで建築の土台作りなどでも唄われ、その歌詞は150種類に及びます。ここでは代表的な6種類をご紹介します。 |
1. |
揃ろた揃ろたよ 笠踊り揃ろた 秋の出穂より
まだ揃ろた ヤッショウマカショ |
2. |
花の山形 紅葉の天童 雪をながむる
尾花沢 ヤッショウマカショ |
3. |
おらが在所へ来て見やしゃんせ 米のなる木が
おじぎする ヤッショウマカショ |
4. |
朝の六時から 弁当箱さげて 徳良通いは
楽じゃない ヤッショウマカショ |
5. |
ついて固めて でかしたつつみ 水も漏らさぬ
深い仲 ヤッショウマカショ |
6. |
おらがお国で 自慢なもの なすときゅうりと
笠踊り ヤッショウマカショ |
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毎年8月27日、28日両日に行われる「おばなざわ花笠まつり」は、元来は尾花沢村鎮守諏訪神社の祭典である。諏訪神社の尾花沢鎮座は、古代まで遡ることができるが、江戸時代には尾花沢代官が郷村触れをだして参詣を推励するなど大いに賑わった。
「押分けられぬ程の賑わい 笠の波うねる詣の諏訪の海」文政十二年(1829)にまとめられた前句付集「」古吟集壱万句寄」にみえる
句で、祭典の賑わいを謳っている。
諏訪神社拝殿は、寛政三年(1791)の建築であるが、その頃から
「祭り囃子」も行われたらしい。
囃子は、京都の祇園囃子の系統を継ぐ
といわれるが、祇園囃子の完成は十九世紀の中頃には、ほぼ現在の姿に
なったと思われる。「祭囃子」は、三味線・笛・太鼓の三部構成となっており、囃子屋台に乗って賑やかに町内を巡回する。
現在の「おばなざわ花笠まつり」は27日の諏訪神社祭典と28日の「花笠踊り大パレード」の二部構成となっている。27日は、神輿渡御、囃子屋台巡行、豊年踊りなどで、梺町・中横町・上町に新町の四組割で行われる。28日は、徳良湖築堤工事の「土搗き唄」に由来する花笠踊り音頭の興行で、踊りは地区ごとに特色がある。
上町流、原田流、寺内流、安久戸流など、それぞれの地名をつけた豪快な踊りで観衆を楽しませる。
(芭蕉・清風歴史資料館「芭蕉と清風」おくのほそ道・尾花沢より引用)
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