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[御所山]
地元では古くから、水神を祀る霊山として信仰を集めてきた御所山。
山形・宮城両県にまたがる広大な山並は、県立自然公園の指定を受けています。
■御所山の信仰と伝説
県立自然公園船形連峰御所山は、古くから麓の村々の田畑を潤す水源の森として大切にされてきました。そのため水上弁財天を祀っており、数十年前までは男子成人の際にお参りをする習慣がありました。
また、承久の乱で佐渡に流刑された順徳上皇が、この地に落ちのびたという伝説が残されており、「御所」の名はそこからついたとする説と、5つの峯を表す「五所」からきたとする説があります。
■登山道
御所山(1500m)を中心に広がる自然公園は豊かな森が手つかずで残っており、ブナ原生林、材木状の岩肌の層雲峡など、変化に富んだ景観が楽しめます。山道入口には新規オープンの「御所山荘」があり、登山の基地としてご利用いただけます。