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かつて山仕事や狩りの際にかぶった「なたぎり」という冠物(かぶりもの)に
その形が似ていることから名がついたといわれる、標高470mの峠です。
現在は歴史の道として整備され、いくつかの史跡が保存されています。



■歴史の道
芭蕉がたどった歴史の道は、遊歩道として整備されています。

■山頂駐車場
山頂までは道路(旧道)があり、車をとめて記念碑等まで歩くことができます。
■記念碑
俳人加藤楸邨の筆による「高山森々...」の一節が刻まれています。昭和42年建立。
■子持ち杉・子宝地蔵
子持ち杉は推定樹齢約350年で、峠の目印として植えられたものと思われます。また、子宝地蔵はかつては峠の守神として置かれたと考えられ、元文3年(1738年)の年号が記されています。
■東屋
峠の頂上に設けられた展望台で、尾花沢方面を一望することができます。
■入口駐車場
歴史の道の両市町側の入口には気軽にとめられる駐車場があります。

 (C)2001 おくのほそ道山刀伐峠保全整備協議会 次のページへ→